ケンブリッジ英検|独学 vs 対策コース|FCE → CAE → CPEを8回受験でたどり着いた結論とは?【留学にも役立つ】

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英語版の記事も公開しています(イギリス英語で書いています)。ご興味のある方はぜひご覧ください。こちらからどうぞ👇

Cambridge English Exams: Self-study vs. Preparation Courses | My Experience After 8 Attempts (FCE→CAE→CPE)  

※この記事は、英語資格や実践的な英語学習にご紹介しています。

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こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます!

今回は、ケンブリッジ 英検 の受験にあたって多くの方が一度は悩むであろうテーマ:

「独学でいくか、それとも対策コースを受講するか?」

このテーマについて、実際にケンブリッジ英検 (FCE → CAE → CPE) を計8回受験した私の実体験をもとに、お話ししてみたいと思います。

そしてまず、私にとっての結論は——

>独学にも大きな意味があった、でも** 「対策コースの効果は絶大だった」** ——

その理由を、リアルな体験談を交えて深掘りしていきます。


この記事はこんな方におすすめです

🔹独学と対策コースのどちらが自分に合うか迷っている方

🔹独学で頑張っているけれど、なかなか合格できず悩んでいる方

🔹楽しくモチベーションを保ちながら試験勉強を続けたい方


初めてお越しの方へ:ちょっとだけ自己紹介

私はイギリス在住時代に、FCE → CAE → CPE と、ケンブリッジ英検を段階的に受験・取得してきました。

過去の記事では、私が実践したスピーキング戦略やリアルな合否の話も公開しているので、ぜひ併せてチェックしてみてください。

・【記事1:ケンブリッジ英検のCPEスピーキング|合格を引き寄せたたった一つの戦略【CAE・FCE応用可・留学にも役立つ】
・【記事2:ケンブリッジ英検CPEスピーキング|ペアはA、私はC評価。でも合格できた実体験【対策コースのクラス全体の合否データ公開/留学にも役立つ】

なお、私が受験したのは、現在の試験形式に改定される少し前のことです。

ただ、評価基準は大きくは変わっておらず、今の形式でも十分に通用する内容だと感じています。

ケンブリッジ英検は体験談が少ないため、実際の受験者の声を探している方も多いと思います。

この記事が少しでもお役に立てばと思い、今回ご紹介することにしました。


前提としてお伝えしたいこと

まず最初に、お伝えしておきたいのは:

独学で合格できる方は、本当にすごいと思います!

独学でしっかりとスコアを出して合格している方や、忙しい中でも工夫しながら学習を続けている方も多いと思います。

私はそうした方々を心から尊敬していますし、独学には大きな意味があると実感しています。

ただ今回は、「私にとってはどうだったか」という観点から、正直な思いをお伝えしたいと思います。


私の受験歴と勉強スタイルの変遷

私はこれまでに、ケンブリッジ英検を合計8回受験しました。

🔹 FCE(B2レベル):1回で合格(対策コース活用)

最初に受験したのがFCE。
このときは初めてのケンブリッジ英検受験だったので、自然な流れで対策コースを受講。初回で無事合格できました。


🔹 CAE(C1レベル):4回目でようやく合格

ところが、その次に受けたCAEではかなり苦戦…。

  • 1回目:独学 → 不合格
  • 2回目:独学 → 不合格
  • 3回目:独学 → 不合格
  • 4回目:対策コースを受講 → 合格!

実に3連敗ののち、ようやく対策コースを受講して4回目で合格しました。


🔹 CPE(C2レベル):3回目で合格(すべて対策コース受講あり)

さらに最上級レベルのCPE。

こちらは最初から「これは独学では厳しいな」と感じていたので、3回すべて、対策コースを受講しての挑戦でした。

結果は:

  • 1回目:不合格(Dレベル)
  • 2回目:不合格(Dレベル)
  • 3回目:合格(Cレベル)※レベルは改定前の表記です。

3回目でようやく合格できました。


対策コースを受講して、一番よかったこと

そして何よりも、試験対策コースを受講して一番よかったと思うこと。それは…

自分と同じ、あるいはそれ以上の熱量で英語に向き合う仲間と出会えたことです。

イギリスで生活していると、英語は“生活の手段”であって、必ずしも“目的”ではないという場面が多くありました。

でも、ケンブリッジ英検の対策コースは——

本気で英語に向き合っている方々ばかりでした。


仲間と過ごした時間は、私にとってのかけがえのない財産

同じ道を志すエネルギーとモチベーションの高い仲間と出会うことができ、そして何よりもそんな彼らと一緒に英語を勉強した時間は、最高に楽しかったです!

性格も国籍も価値観も違うけど、唯一で最大の共通点である「英語」を通じて、人生の貴重な時間を彼らと共有できたことは、何ものにも代えがたい経験で、今でも心に残る大切な思い出です。


とはいえ、独学が無意味だったわけではない

もちろん、独学した時間も決して無駄だったとは思っていません。

独学していた時間と経験があったからこそ、対策コースでの学びが何倍にも深くなったと感じています。


最終的に私がたどり着いた結論

つまり、私にとっての結論は:

「独学にも、大きな意味と得難い価値があった。でも、対策コースの効果は絶大で、そして何より、最高に楽しかった!」

もちろん、人によって合う・合わないはあると思いますし、独学で合格される方もたくさんいらっしゃいます。

でも、もし、

🔹何度も挑戦しているけどなかなか合格できない

🔹自分ひとりではどうしてもモチベーションが続かない

🔹同じ熱量で英語と向き合う仲間と時間を共有したい

…そんなふうに感じているなら、一度対策コースで学ぶ環境に身を置いてみるのも、ひとつの選択肢だと思います。

きっと、自分ひとりでは出せなかった力も、誰かと一緒なら引き出されることもあるはずです。


最後に

「独学 or 対策コース受講」という問いに、正解はありません。

でも、自分に合ったスタイルを模索していく中で、どちらも経験してみたからこそ分かることがあった——それが今の私の正直な気持ちです。

ケンブリッジ英検という長い道のりを歩む中で、迷いながらも挑戦を続ける皆さんの、少しでも学びのヒントになれば嬉しいです。

皆さんの素敵な挑戦を心から応援しています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

英語版の記事も公開しています(イギリス英語で書いています)。ご興味のある方はぜひご覧ください。こちらからどうぞ👇


http://Cambridge English Exams: Self-study vs. Preparation Courses | My Experience After 8 Attempts (FCE→CAE→CPE)


※本記事は、筆者の受験体験をもとにした個人的な見解が含まれます。試験結果を保証するものではありませんが、少しでも受験のヒントになれば嬉しいです。

※次回は、イギリス英語を満喫する!洋書で学ぶ王道イギリス英語:私のおすすめはこれ!(仮)をご紹介します。

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